全く予約をしない制度（順番待ち制）の場合、ある日はとても外来が空いていてほとんど待ち時間なく受診できたが、ある日はとても外来が混んでいてかなり待たされてしまった、ということが起こりえます。

　予約の方のみ診察する制度（完全予約制）の場合、当日症状があって受診したいのに予約がいっぱいで受診できない患者さんが生じえます。完全予約制は、原則として当日予約外の飛び込み客への対応を受け付けておりません。そのため、突然の利用を希望する患者さんにとっては、柔軟性やアクセスが制限される恐れがあります。

当院はこれまで、完全予約制を標榜しておりましたが、患者さんの柔軟性やアクセスが制限されることから、予約患者を優先するスタイル（予約優先制）に変更して、クリニックとして統一して対応致します。予約優先制は、名前の通り予約患者を優先して診察することです。予約の患者さんを基本としながら、その場でいらっしゃった患者さんへも対応致します。柔軟性やアクセスがよくなるメリットがありますが、急な飛び込みで来院された患者さんには以下のようなデメリットがあるため、ご注意下さい。お時間に余裕のある方には予約をお勧めいたします。

１.待ち時間が長くなること

予約患者を優先して診るため、予約状況によっては、かなりお待たせしてしまう可能性があります。

2.症状や混雑の程度によってその日に対応できないことがあること

事務や看護師の聞き取りを行った上で、症状によっては、別日にご案内したり、ご対応ができない可能性がありますことをご了承下さい。

※特に発熱や上気道症状（咳、鼻水、のどの痛み）のある方は他の患者さんへの感染を考え、発熱コンテナで診察をしております。コンテナの診察は人数が限られておりますので、できるだけ事前のお電話での予約をお願いしております。